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ニュース & トピックスSDAのiSDIO標準化に関する発表について

2012.01.24(Posted by Eye-Fi Japan

※本記事は、2012年1月19日米国HPに掲載したblogを基に作成したものです。原文はこちらをご覧下さい。


数年前、私たちEye-Fiの創業者は「インターネットが普及した今、写真や動画はただ単に“撮る”と言うことだけではなく、それらを“共有”するという楽しみ方もあり、そこにこそ本当の魅力がある」と気付きました。

そして、写真や動画を様々なカメラや携帯端末から無線で転送することができないかと考え、工夫を重ね、長い年月と数千万ドルもの資金を費やし、Eye-Fiカードを市場に送り出しました。

今年に入って間もなく、SDアソシエーション(以下、SDA)から、無線機能内蔵のSD標準規格を定めたとの発表がありましたが、SDAに加盟するEye-Fi社としてはこの発表に関して驚きを隠せずにいられません。

SDAの規則では、規格の標準化に関して、60日の検討期間を設けることになっています。この期間内にSDA加盟企業はSDAに対して、自社の知的財産権・特許権を主張したり、特許のライセンスを与える意思表明をしたりすることになっています。SDAの通知した規格の内容が加盟企業の知的財産権・特許に抵触し、かつそのライセンスをSDAに提供しない場合は、SDAは規格仕様を改定し、再度検討期間を設け、最終的にはSDAの幹部による投票で規格の採用が決定することになっています。

Eye-Fiも加盟企業の1社でありますが、現時点では、加盟企業による上記の検討期間もまだ終わっていませんし、規格の採用に関する投票もこれから実施されると考えています。

今回のSDAの発表に対して、確認の連絡をしたところ、SDAからは、“知的財産権・特許レビュー段階になれば、技術の詳細の内容の変更はできず、ライセンスに関する部分の変更のみになるため、過去にもこのレビュー期間中の発表を実施したことがある。”との回答をいただきました。

先日、規則の60日の検討期限が切れる前に、現在の標準規格に必須であろうEye-Fiが保有する複数の知的財産・特許の詳細をSDAに提出させていただきました。

このような標準規格を策定するには定められた手続きを経ることが必要なのですが、残念ながら今回は、その手続きを経ていません。このままでは、最初にこの標準規格に準拠したと主張する企業は、存在もしない標準規格に準拠したことになってしまいます。

Eye-Fi社は創業から今まで、一般消費者の方々により楽しく写真を楽しんでいただく為に、10社の大手カメラメーカーや、多数の有名写真関連サイトと共にビジネスを進めてまいりました。このように長期間の信頼関係を築くことで、我々はようやくユーザーの皆様とカメラメーカー、写真関連サイトをつなぐ中心的役割を担うことができるようになったと自負しています。

Eye-Fiが今日までにデジタルイメージングに革命を起こした知的財産は、我々のビジネスそのものであり、これこそがEye-Fiそのものであると考えています。上述したように、このままではEye-Fiの重要な特許技術は、この標準規格の技術を実装する全ての企業により侵害されることになってしまいます。

我たちはSDAが定めた手続きを尊重しています。そしてSDAにもその手続きを尊重するように呼びかけています。

Eye-Fi CEO

ユーバル・コーレン